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恋する乙女は失敗だらけ  作者: 如月 那乃華
第1話.騒ぎのもとは竜
2/5

2.眼を覚ました者

(^-^)/♪


「起きないなぁ。…死んでないよね…?」


藍色の髪…。どこの国の人だろう。……でも、空から降ってきて、生きていられる?普通…死ぬよね?


***


ここはどこだ?…あれは……光?俺は、まだ生きているのか。…てっきり死んだと思ったんだが。


「ーっ、ーーっ!」


誰だ?…なんて言っている?女の…声だな。


「ー…。ーーっ。」


またか。何の用だ?ここは竜の村か?…それとも……人里…か?だったら、俺は……殺される。


***


「ねぇ…。起きてくださいっ。」


 暖かいから、死んでない……よね。


「う…うぅ…。」

「喋った…!侍女頭!早く来てーっ!」

「なんでございますか、お嬢様!」

「この人…眼を覚ましたかもしれません。」

「なんと!縄で縛らなくては!」

「いやいや!縛んなくていいです!」

「…残念ですわ。」


何が残念なのー。縄で縛るのはいけませんって!


「……?」

「あ…っ、眼を覚ました!」

「他の者を呼んできます!」


あっ…。行っちゃった。ハズカシインデスケド。


「お前は…?」

「あ…、シウィル・リア・ミスシアと申します。」

「シウィル…。ここは?」

「はい。ここは、私の家です。」

「……そうか。」


…私、悪いこと言っちゃったかしら?


とにかく、眼を覚ましてよかったわ。

終わりです。

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