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第65話 保護

少年は町の警備などを行う詰め所に案内されてここまでの経緯を説明していた。

ただまだ状況が完全に掴みきれてないのと何故か野獣に襲われた生き残りという事になっていたので話は合わせていた。

姿等は「見ていない」の一点張りで同乗していた別の人が覆い被さってくれてそれで気付かれず助かったと話しておいた。

人間の頭部を食べるのか死体から頭が無かったと言う町側の野獣に襲われた後の現場の話にも合わせて自分は隠れていたから「知らないが助かって上の死体を退けたら頭部がなかった」と言う風に伝えておいた。


やはりこの町でかなり昔から被害が続出しているらしく目撃者の存在は皆無だが生存者は初との事で暫くの間町長が保護してくれるとのことだ。

元々この町のイノーさんと言うお医者さんの助手で働くため来たのだが今の精神状態でいきなり助手は難しいので保護してあげてくださいとイノーさんから連絡があったらしい。

なんにしても今日は布団で寝られる。

男の中の少年の心がそれを喜んでいるのを感じ少し安心した笑顔を見せた。

その時、詰め所のドアが開き全員がそちらを見た。


そこにはルナが立っていた。

次回は12月6日の午前7時頃更新予定です。

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