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第64話 イノー生き残りの少年の事を知る

「少年が生きてたどり着いた?!」


村の知らせを聞いて医者のイノーさんは驚いた表情を知らせに来た若者に向けた。

年に数回森で魔獣に襲われて何人も犠牲になっているこの町で、襲われた時に逃げ出し残った人が犠牲になって命かながら逃げ延びたと言う話は何度かあった。

だがその場に残され生き残ったと言う話は聞いたことがない。

イノーに報告に来た若者は魔獣の姿を近くで見てどうやって生き延びたのかの情報がイノーさんなら対策として何かを考えてくれるかもしれないと期待の目を向ける。

だがイノーの内心は非常に困っていた。


『あいつら矢で頭を射ぬいて殺してしまったから棄ててきたと言ってたのに…』


難しい顔をしていたイノーの前に居た若者は期待と尊敬の目をイノーに向けている。

その視線に気付き一つ咳払いをしてからイノーは…


「大変な目に合って混乱しているかもしれません、暫くは意味不明な事を言うかもしれませんが優しく見守っていてあげるように町の皆に伝えて貰えますか?」

「分かりましたイノーさん」


イノーは錯乱してありもしない事を言うかもしれないと、もしも魔獣ではなく人間に襲われたや自分が指示したと馬鹿な奴等が話している場合の事を考えて先手を打っておく。

奇跡の生還を果たした子供と長きに渡り信頼を得ている自分とでは自分の方が信頼があるだろうとイノーは心を落ち着かせていた。


そのやり取りをルナが見ていた。

混乱している人と言うものを見たことがないルナは好奇心からその少年を探しにイノーの家を飛び出すのだった。

次回は明日の午前7時頃更新予定です

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