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第47話 落ちた先
第46話の続きとなります
転がる…今自分は坂道を転がり続けている…
道が斜面になっているのでそこを転がり落ちている。
痛みはない、自分の体が骨のみになっているからだ。
岩肌にぶつかり骨が掛けても直ぐに再生し止まること無く終わること無く落ちていく…
やがて光が見えた。
そして、草が体に触れてそこを突き抜けたら地面がなくなり落下した。
時間にして2秒ほど落下しただろうか?
本来なら走馬灯を見たりして永遠に近い時間を感じそうだが男はそれが普通のように、まるで投げた石が地面に落ちるまでを見ているかのように普通に感じ地面にぶつかった拍子にあちこちの骨が砕ける音を聞いて自らの体が跳ねるのを感じていた。
痛みを感じることもなく体が治ると目の前に先客が居た。
全身傷だらけで肩で息をしているがもう長くないのは誰が見ても明らかな状態の男だった。
既に意識も無いようで目の前に男が落下した衝撃にも全く反応せず夥しい量の血が地面を流れ命かながらここまで這って移動してきたのが見てとれた。
血の道標をぼんやりと眺めていたら数名がその血を辿って歩いてくるのが見え男は身動きを取らず死体を装うのだった。
次回は明日の午前7時頃更新予定です




