ANOTHER 第45話 足掻き
窓からガラスを割り飛び込んだ男は落下する。
ここは最上階の牢屋なのだ。
ここに閉じ込められた者が逃げないように窓は高めに作られていた。
そして、窓辺に設置されていたのは木のベット。
そこに座る娘はガラスの割れる音にも反応せず前を見つめたままだった。
丁度娘の居る数センチ隣に男は落下しその衝撃で木のベットの足の部分が破壊される!
降り注いだガラスの上に落ちたためあちこち切れてはいたが男の予想通りベットは壊れた。
更に男は自らの傷を気にせずベットの足の部分を蹴って折り娘と繋がれている鎖を外すことに成功した!
男は喜ぶのは後回しにして壊れたベットから転げた娘を見た。
その目は虚ろで飛び込んできた男にも反応していないようだった。
フト見ると床に転げた時に切ったのであろう右掌から血が少し出ていた。
男はシーツを少しガラスで切りその手に巻く。
そして残ったシーツをベットの折れた足に括り付けシーツ同士を結びロープにした。
この部屋が完全に密封されていたのが幸いしまだ火の手は回り込んで来てなかったが時間の問題だと男は理解しておりシーツで作ったロープを急いで部屋の入り口前にある鉄格子に結び付けた。
シーツで作ったロープを体に娘ごと巻き付け残った端を切って娘の口を覆った。
ギリギリ間に合った。
男がそう考えると同時に部屋の床が抜け二人は宙吊りになった。
その床が抜けた衝撃で二階の壁が崩れ外が見えるのと同時に背後から爆発が起こり男の背中を焼きながら二人は崩れた壁の穴から勢いよく飛び出した!
今週中には続き書きたいと思います




