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第45話 崩壊

「助ける…助けるんだ!」


男が牢の間から娘の方へ手を伸ばして叫ぶ!

その手はドアに焼き付き皮膚が肉と共に取れて骨だけになっている。

また男の顔も既に焼け爛れアンデットの様になっていたのだが娘は虚ろな目で明を見つめるのみだった。

男は何度も何度も叫びながら牢を怖そうと殴り、蹴り、体当たりしその度に自信の体が崩れていく。

何度も何度もぶつかったおかげで牢ではなく男の体が削れて欠けて最早人形とも言えない状態になった時に男の体は牢の隙間を通過できた。

だがその頃には地面の至るところから火が燃え上がってきており娘の座るベットにも火が燃え移っていた。

男はなんとか娘だけは助けようと焦げ付き骨だけになったその手で娘の手を取って連れ出そうとしたが娘がガクンっとその場で倒れた。

振り返った男の目に写ったのはベットと足を鎖で繋がれた娘だった。

そしてそのまま床から燃え上がった炎は娘をゆっくりと包み込む。

男は娘を庇うように抱き締め足に繋がれた鎖に自らの骨だけになった拳を叩き込む!

数度殴ったところで拳は砕け手首だけになっても鎖を殴り続けた。


娘が抱き締めている男の体ごと炎に包まれ炭となり始めた頃に焼けた床が抜け男と娘は下の階へベットごと落下しその衝撃で館は燃えながら崩れるのであった。

次回は明日の午前7時頃更新予定です

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