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第38話 肉塊の正体

「ル、ルイ様、これは一体…」


男は自らの体が領主になってるのをルイの反応で初めて理解した。

自らの体が骨でもスライムではなく肉体となっていたのを理解したからだ。

男は自らが領主だと思わせて会話をすることにした。

幸い領主の体と共に記憶を得ていたから可能だった。


「まさか取り込んだのか…信じられん」


老執事が何故か驚きの目を男に向けていた。

殆ど裸だった男の腹部に移植された肉塊がまるで無かったかの様に見えたからの反応だったが男には理解できていなかった。


「それで、その肉塊は一体なんだ?!」


男は領主の記憶を頼りに性格を再現しルイに対して怒鳴り付けた。

それに対してルイは凄く嬉しそうに答えた。


「奇形腫ですよ。」

「奇形腫?」

「父の体内にある魔核によって父の精子から産まれる劣化版の生命です」


男は医療の知識が無いので理解できなかったがダンカンの体から産み出される奇形腫の中には生命体が生命維持に必要な最小限の臓器と本能のみが組み込まれていた。

それ単体で皮膚呼吸を行い脈動し人が持つ三大欲求で最も重要な食欲を持っており他の生命に取り付き吸収することで進化を行う生命体であった。

漫画に詳しい方なら「ブラッ○ジャックのピ○コ」と似た生命体と言えば理解できると思う。


「もうすぐ父の体力が尽きて奇形腫が取れなくなるところだったけど領主さんが成功したのなら僕にも出来る筈だ!」


そう叫び箱から先程切り取られた奇形腫を素手で掴んだ。

みるみるその腕は奇形腫に沈んでいき肉塊を突き抜けた指が根本から地面に落ちるのをただ老執事は見ていた…

次回は明日の午前7時頃更新予定です

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