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第29話 生首

ガーンという金属と金属が接触する大きな音と共に門番の声は聞こえなくなった。

老執事が先程の布を用意しルイはゆっくりとアイアンメイデンを開く…


足元から夥しい量の血が隙間から流れ出る。

二人はそれを気にも止めず蓋を開いた。

中にあったのは門番の死体。

首から上と胸の部分に穴が開いておりそこから血が吹き出しているのが見えた。

ルイは蓋を完全に開きそこに填まっていた塊を取り出す。

それを老執事が布でくるみ素手でその肉塊に手を突っ込む。

グチュ…ブチュ…という音と共に取り出されたのは門番の心臓だった。

ルイはそれを嬉しそうに受け取りその状態を確認し直ぐに用意されていた箱に優しく入れた。


それが終わると再びアイアンメイデンの蓋に手を伸ばしそこから門番の生首を取り出した。


「君の心臓は素晴らしく美しかったよ、これは褒美だ、二人仲良くするといい」


そう言い先程のメイシアの生首が生えた肉塊に門番の生首を押し込むように植え付けた。

すると目に生気が戻ってきてキョロキョロとしだした。

人は脳に酸素や血がいかなくなっても5分程度なら脳へのダメージは少なく生き返る事が出来るという話があるがそれがあの肉塊によって成されていると考えるのが妥当だろう。


「メ…イ…シ…ア…」


門番の生首がメイシアの生首を見つめ片言ながらその名を呼んだ。

メイシアの生首は門番の方をゆっくりと向き震えながらゆっくりと口を開いた。

館で二人がどんな関係だったのか分からないが門番の態度から友人以上の関係だったと感じていた一同の目の前でメイシアの生首は門番の顔に噛みつき門番の生首はそのままメイシアに喰われるのだった。

次回は明日の午前7時頃更新予定です

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