床屋
一人の男が初めて入る床屋にきた。
店員
「いらっしゃいませ。どんな髪型にしますか?」
客
「えーと、全体的に短めで」
店員
「全体的に短めで多少アフロですね。かしこまりました」
客
「アフロじゃねーよ! どこをどう聞き間違えんだよ!」
店員
「あ、お客様の髪の毛を見てそう思ってしまいまして」
客
「オレの髪はパーマかけてんだよ! 悪いか!」
店員
「え、それオシャレ? ぷぷっ」
客
「笑うなよ!」
店員
「じゃあ、カットしますね。坊主でしたっけ?」
客
「坊主じゃねーよ! もういいよ、じゃあ木村○哉みたいな髪型にしてよ」
店員
「ええーーーーーーーーーーーーっっ!!!! 無理無理無理無理」
客
「全力で否定すんなよ!!」
店員
「この店、坊主専門なんで」
客
「坊主専門!? そんな床屋あんの!? 初めて聞いたよ」
店員
「でも、お客様のご要望には、キチッとお応えしなければ!」
客
「とか言いながら、その手に持ってるのはなんだよ!」
店員
「は? バリカンですが、何か?」
客
「何か? じゃないよ! バリバリカットする気まんまんじゃん!」
店員
「バリカンは坊主じゃなくても使いますよ。お客様はおバカ様ですか」
客
「丁寧な言い方して失礼なこと言うなよ!」
店員
「はい、ではカットしますね」
客
「大丈夫ですか? かっこよくお願いしますね」
店員
「大丈夫です! この頭の面積なら5分で終わります!」
客
「やっぱ坊主にする気まんまんじゃん!」
店員
「ええい、おとなしくしやがれ!」
客
「ひえええええーーーー!!」
結局、客は坊主にされたがそれ以降女性にモテまくったそうな。
最後までお付き合いありがとうございました。つづきます!!