【ゲラゲラコンテスト用だった用】コント・面接
ゲラゲラコンテスト用に書いてお蔵入りしたネタです。
せっかくなのでこちらに第五弾。
面接官
「次の人どうぞー」
男
「ちーっす」
面接官
「お名前を……」
男
「ロックン・マンです」
面接官
「いや、本名でお願いします……」
男
「鈴木ロック(仮名)です」
面接官
「ほ、本名でお願いします」
男
「一言いわせてもらうぜ。名前なんてなあ、クソくらえだぜ!! くぅ~っ、かっこいい!!」
面接官
「不採用」
男
「鈴木タローです……」
面接官
「早っ!! かっこ悪っ!!」
男
「すいません、つい昨日までロックバンドやってて」
面接官
「そうですか。では、履歴書を……」
男
「ねえぜ」
面接官
「は?」
男
「履歴書なんてなあ、ただの過去を記した紙切れだろ? そんな紙切れ一枚で、オレの何がわかるってんだい!? 大事なのは、これからじゃねえのかい!?」
面接官
「不採用」
男
「これです……」
面接官
「はい、受け取りました。えーと、あなたは、職歴がないようですが」
男
「職歴がない? どこ見て言ってんだ? ここに書いてあるだろ、ロックンローラーってよ。数年間、ロックやってたんだよ!!」
面接官
「具体的には何を」
男
「だから、ロックだよロック!! ステージで社会に対する何かを叫んでたんだよ!!」
面接官
「残念ながら不採用」
男
「無職でした、はい……」
面接官
「弊社を受けにきた理由はなんですか?」
男
「聞いちゃう? そこ、聞いちゃう? 聞いたらきっと後悔するぜ」
面接官
「言いたくなければけっこう」
男
「どこでもいいから、マジメに働こうと思ったからです、すいません…」
面接官
「では、最後に。弊社に就職が決まったとしたら、自分に何ができると思いますか?」
男
「ロックだぜ!! ロック!! それしかねえぜ!!」
面接官
「不採用」
男
「ウソです。何もできません」
面接官
「あなたは正直ですね。あなたのような方は好感が持てます。ですが、残念ながら、募集してるのは女性のみなので、どちらにせよ不採用です」
男
「ガッデム!!」
彼は、ミュージシャンを目指した。




