【ゲラゲラコンテスト用だった用】漫才・仲悪い二人
ゲラゲラコンテスト用に書いてお蔵入りしたネタです。
せっかくなのでこちらに第三弾。
二人
「どーもー」
ボケ
「コンビのイケてないほうのお兄ちゃんだよー☆」
ツッコミ
「コンビのイケてるほうのお兄ちゃんだよー♪」
ボケ
「こう見えて僕達、とっても仲が悪いんだ☆」
ツッコミ
「うわーお。明るく元気にカミングアウトしてくれたね♪」
ボケ
「なんたって僕、毎晩彼の写真をハサミでジョキジョキ切ったりしてるからね☆」
ツッコミ
「陰湿だね♪ 良い子のみんなはこんな大人になっちゃダメだよ♪」
ボケ
「あと、彼の名前を書いた紙を壁に貼って、画鋲で刺しまくったりもしてるんだ☆」
ツッコミ
「最近、胸がチクチク痛むのはそのせいかな♪」
ボケ
「呪いの人形で、コンコン打ち付けたりもしてるよ☆」
ツッコミ
「本格的だね♪ どこで仕入れたんだろうね♪」
ボケ
「でも最近、その恨みも薄れてきてね☆」
ツッコミ
「わーお、どんな心境の変化があったのかな♪」
ボケ
「彼、付き合ってた彼女にフラれたんだって☆」
ツッコミ
「あいたたた~♪ あはは、言われちゃった~♪ あいたたた~♪」
ボケ
「それ聞いた瞬間、僕、心の底からざまあみろって大笑いしてねー☆」
ツッコミ
「ほんとサイテーだね♪ ほんと、サイテーなクズヤローだね、君ってヤツは♪」
ボケ
「ちょっとスッキリしたから、呪い人形を打ち付けるのを一日一回から二日に一回に減らしたんだ☆」
ツッコミ
「あ、それはまだ続いてたんだね♪」
ボケ
「でもなかなか効果が出なくてね~☆」
ツッコミ
「どんな効果を狙ってるのかが気になるね♪」
ボケ
「効果が出るようにと有名な占い師から100万円の呪いのツボを買っちゃった☆」
ツッコミ
「どんだけオレ恨まれてるんだよって話だよね♪」
ボケ
「で、僕は毎晩、そのツボに拝んでるんだけどね☆」
ツッコミ
「そろそろ病院をすすめたい気分だね♪」
ボケ
「でもやっぱり効果が出てくれないんだ☆」
ツッコミ
「本当にオレが何をしたかが気になるね♪」
ボケ
「そこでようやく僕は気づいたのさ☆」
ツッコミ
「やっと正気にもどったみたいだね♪」
ボケ
「きっと100万円じゃ、呪いの強さが足りないんだってね☆」
ツッコミ
「全然正気にもどってなかったね♪」
ボケ
「だから今度は300万円の鏡を買ってみたの☆」
ツッコミ
「お金の出所が気になって来たね♪」
ボケ
「300万の鏡だったら効果あるだろうって期待したんだけどね☆」
ツッコミ
「効果の中身がほんと気になるね♪」
ボケ
「まだ生きてるから効果ないみたいだね☆」
ツッコミ
「うわーお、バリバリ殺意の塊だったー♪」
ボケ
「もうこうなったら、実力行使しかないのかな☆」
ツッコミ
「あははは~♪ ウケる~♪ 『オレが何をしたー』って言いたい気分だね♪」
ボケ
「『自分の胸に聞いてみな』って気分だね☆」
ツッコミ
「え~、わかんないな~♪ 教えて教えて~♪」
ボケ
「実は彼の元カノ、僕の妹でした~☆」
ツッコミ
「うわーお! 今まで生きてきた中で一番のビックリカミングアウト♪」
ボケ
「こいつはやめとけって言ってたんだけどね☆」
ツッコミ
「あいたたた~、やめとけって言われてたのか~♪」
ボケ
「別れてよかったです☆」
ツッコミ
「別れて悔しいです♪」