消える?
普通のサラリーマン 村山俊 頑張るワーキングガール 片岡花蓮
忙しく 頑張るドクター鎌田
それぞれが幸せに??
1月になっていた
1ヶ月に 1回の’YU-BIの会’は 続けられている
その間 ドクター鎌田から 有尾族への報告は 変わったものは無かった
私 村山俊は 花蓮さんの ご両親への挨拶 両家の顔合わせなど 色々大変であった
そんな 忙しい中 私は花蓮さんと’YU-BIの会’に出席した
受付 係りを済ませ 中に入ると 今回は 真面目に ドクター鎌田から 報告があった
「皆様 この’YU-BIの会’も 何度か行われ この何ヶ月は 変化が無いと言う報告でしたが 今回は 変化についての報告です」と始めた
「皆様 ご自分の 尻尾を御確認下さい」と言った 私も改めて触ってみた 続けてドクター鎌田は
「ご自分の尻尾の状態に 変化があると思われた人 すでに変化に気づかれてる方もいると思います 尻尾が小さくなってきている傾向が 出始めたのです」と言った 私もそう言われれば? と少し思った ドクター鎌田は
「中には 消えてしまった という人も出始めました 悲しいことですが・・・」としめくくった
私は(悲しい そうなんだろうか?) と思った 花蓮さんは 少し寂しそうに 自分の尻尾を触っていた
このときの会は 悲しい気分半分 普通になれる事で 選べる服が増えるとかの安心感が半分 の複雑な気持ちの会になってしまった
2月になる頃 私の尻尾も 小さくなっていた 約1年のお付き合いである 無くなるのは 少し寂しい
花蓮の尻尾も 小さくなっていた 会社でスーツが楽に着れる様になってきた
’YU-BIの会’でも 尻尾がなくなり
「私 この会に来ても良いんですか?」と聞いて来る人も出始めた
でもこの会 本人が来たければ 元有尾族 と言う立場で 来れることになっていた
3月 私たちの結婚式である
私は 覚悟を決めた 紋付袴を着て 花蓮さんの身支度を待っていた
「お待たせしました」と言って現れた 白無垢姿の花蓮さんは 美しく 神々しさまで身にまとっていた
花蓮さんは
「よろしくお願いいたします」と頭を下げてきた 私は
「こちらこそ よろしくお願いいたします」と頭を下げた
初詣の時などに よく来ている この大きな神社も 今日は とても美しく見える
一般の観光客からの 拍手も嬉しい
披露宴では 祝辞を述べる ドクター鎌田が なぜかおお泣きすると言う ことや
同僚のスピーチで
「俊ちゃん 私より先に行っちゃってさー! 誰か私のこと 貰ってくれる女子いなーい?? 私 女の子OKだから!」って 凄いスピーチをして 大爆笑&どん引きを起こすハプニングもあったが
式は スムーズに終わった
春の陽気が 暖かい日であった




