プロローグ
普通のサラリーマン 村山俊 彼は 悩んでた
これは 神からの贈り物か? それとも悪魔の悪戯か?
彼が 悩んで行った先は?
5月の晴天
これが めったにない 平日の休みとなると 普通のサラリーマンは
こんな嬉しい事は無いだろう
でも 私村山俊は こんな晴天を 恨めしく思い 外を見るのだった
「今日 行くしかないか」 口に出して 重い腰を上げるのだった
午前中の 日差しは 気持ちが良いが 私が向かう先は 近くの病院であったので 天気が良いかなんて良い 心境である
病院に着くと 今度は窓口に行った
すでに長蛇の列が出来ていた しばらく待ち 番号が呼ばれると 問診用紙が手渡された 色々なことを書き込み 最後に どの科? 困ってしまった 私は そこは空欄のまま 受付に持っていった
受付では
「主訴は 背中 のもの とのことですが?」 と聞かれたので 私は
「はい」と答えると
「どの科にご希望とかは 無いのですね」 私は考えていると 受け付けは 慣れた口調で
「今 痛み 熱 腫れ 嘔吐感 などは 無いですか」と 質問をしてきた 私は
「はい」と 答えた 受付は
「どの科 に行けばよいのか解らない方は多いです そういった場合は 当病院では 総合科で診断をさせて頂き どの科に行くか ドクターから案内される というシステムを 行わせて頂いております その様にいたしましょうか?」と慣れた口調で説明してくれた 私は
「はい そうして下さい」と答えた
受付から 番号札を渡され 総合科の場所を案内された
診察室の前で 数十分待った 今日の担当医の札が出ていた 鎌田譲 という名前であった
やがて 番号と名前を呼ばれ 私は診察室に入った