初めての大成功
特にないんだお
なんだかんだこの世界は暮らしやすい。
水道費、光熱費等々は国が保証してくれるし平和過ぎる。
前の世界ではハロウィンに事件起きたり人を殺す事件も普通にあったけど全然こっちではない。
しかし最低賃金が低い。
驚愕の時給200円が最低賃金。
さらに王様(魔王だけどそれを国民は知らない)が一番という思いが国民全員強すぎて何かもう怖い(語彙力)
それでも暮らしていて不自由もないので一生ここで暮らせるように思えてきた。
そして俺は朝から晩まで働いて夜に勇者の免許を取りに行くという暮らしを半年間続けた。
俺は勇者兼フリーターとかいう意味分からん職業になれた。
勇者になると色んな所にあるモンスター討伐掲示板に書いてあるモンスターを1ヶ月に25体倒さないといけないというノルマが課せられほぼ毎日働かないといけない。
そのため自営業で勇者をやる人もいるらしい。
しかしそんなチマチマやっていたら魔王なんて倒せやしないと思った俺らは毎日のように掲示板で一番報酬が高く強いモンスターを倒しまくった。
勇者だけだと金も稼げないと思い俺らは不動産屋を始めた。
この世界にはない職業だが俺の家は不動産屋だった。
お父さんに散々聞かされた情報をもとに勇者と平行してやっていた。
すると不動産屋が画期的な職業だと言うことで有名になり俺らの収入はとてつもないものになっていた。
相手のスキルを1週間奪える「略奪」が1000万ゴールドで売っていてそれを買うのが目的だったが3億ゴールドも稼いでしまった。
俺はビルを買い沢山の社員を雇い不動産屋をガチでやった。