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歩み
自分が誰に動かされているのかが分からないまま何となく息をして行動をする自分がいて、その不自然さに気付いた時に崩れ落ちるあの恐ろしさは、もう味わいたくない。けれどほとんどの人間はその不自然さに気付くことも無く自分が主導権を握っていると信じ込み生活する。どれだけ自分を騙し優雅に生き抜けるかが、ポイントなのだろう。「何となく」この曖昧さや不安定さのバランスを保つことの出来た人間は平均的なベストな幸せを掴むことが出来る世界。苦しい
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私という人間の生きた証 作者：
しおかぜ
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