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104話 ???
“もっち〜…”
“もっち〜が呼んでおる…”
“もっち〜に会いたいのぉ…”
海の神へ手を伸ばしたあと、真っ白なところでフワフワと漂っている感覚がする。
“もっち〜…”
あまり頭が働かないが、少しづつ思いだしてきた。魔人と戦っていること、シーチの命を守りたかったこと。
レオグ、ユキツグ。
魚人達。
色んなことに届かない。もっと強かったら。違ったのだろうか。
というか。みんなどうなったのだろう。
“ワシは死んでしまったのかの…”
“みんな無事じゃとよいけど…”
ハクリが呼んでいる気がするのだけれど、どうにも意識が薄れていく。
“もっち〜…”
…。
「おーい。」
「おーーーい。」
聞いたことのない声が聞こえる。
「おーーーい!!いつまで寝てるんだー?」
幼女の声がする。幼女??そこへ別の声が聞こえてきた。
「失礼致します。メア様。戻ったならば報告せよと、王が申しております。」
「…。すぐ参ります。と伝えよ。」
「かしこまりました。」
「…。つまらぬ。他国へ攻め入ってなんになる…。そんなことよりも!!この珍妙な奴の方が楽しい。」
声が聞こえたのはここまでだった。




