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詩*祈りのようなもの*

何度でも

作者: a i o

冷たさの中で

落ちる夕陽を見ていた


僕は

明日の終わりを

何度も描いては

まだ

その輪郭さえ掴めずにいる


たどたどしい藍

ただでさえ

漏れつづける橙


一途に

終わろうとしている今日は

僕の影を

伸ばしてはゆっくりと

その手で引き取っていく


明日の運勢を

読み取ることなんて

出来やしないから

背後の星は

ただ

遠くの輝きとしてあって

僕の明日を

照らしやしないけど


ゆるやかな濃紺

点在する

繋がらない白銀

夢みている


降り積もる日々

繰返し今日という日が

色褪せても

僕の描く

明日の終わりは

定まらない色で

何度でも





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