告白
こんにちは!
お話始まりまーす!
〈次の日〉
気が付くと横にはろうが寝ていた。
(え!ろう、私の布団に...。なんで?)
すると、みさきが横にいるはずのろうにはぐするように
「ろうくーん♡」
(...。あれ?)
すると、みさきは私のほうを向いて
「え!さき、あんた、ろうくんの布団に?って、こころうくんがいた布団じゃん!ってことは、ろうくんがそっちに?!」
すると、ろうが起きてきて、
「あ!おはよう!二人とも、いい朝だな。」
「ろう!なんであたしの布団に?!」
「あ、ごめん。その...。」
すると、みさきは私たちを細目に見て、
「あんたたち....。しようとしてたの?てか、したの?」
「なにを?!てか、みさき、ごめん。わたし何も知らないし...。」
「うそつけ!もう、ろうくん!こんな女に惑わされちゃだめ!」
「はぁ?これは誤解なんだよ。みさき、落ち着こう1」
「もう!ろう君なんて知らない!さきなんて大っ嫌い!!」
みさきは、そう言って家を出て行ってしまった。
「おい!みさき、待てよ!」
ろうは、みさきを追いかけるために行ってしまった。
「待って!ろう!」
「なんだ?」
「携帯持ってって!見つけたら連絡して!」
「わかった!」
私は、ろうに携帯を渡して連絡を待った。
しばらくして、ろうから一通のメールが来た。
そこには、こう書いてあった。
『さき、みさきは近くの公園のベンチにいた。いま、みさきを家まで送ってる。またしばらくしたら連絡する。 ろう』
「よかった、みさき見つかったんだ。」
私はそのあと、メールを返信しようとしたとき、その時、ろうから電話が来た。
「もしもし?ろう、みさきは?」
「あぁ、大丈夫だった。でさ、」
「なあに?」
「今から公園に来てほしい。いいか?」
「うん。わかった。なんか持ってく?」
「ううん。大丈夫だ。じゃあ、後でな。」
そのあと、わたしはろうに言われた通り公園に行った。
公園には誰もいなくてそこには花束を持った男の人がいた。
「ろ、ろう?!」
なんと、そこにいたのはろうだった。
「ろう、あんたなんでそんなにいっぱいの花束持ってるの?」
「きょ、今日は、っていうか、今からお前にプロポーズする。」
「え?私にプロポーズ?!」
「うん。そのとおり!」
すると、スーツも着ていないのに服を整えて言った。
「よし!弦美矢さきさん。この私、港 ろう(みなと)はあなたのことがずっと好きでした。授業のときも、そして会話してる時も。そして、あなた自身の性格や見た目も。なので、どうかこのみじめな私と結婚を前提に付き合ってください。」
「え!結婚を前提に?!」
「だめか?」
「全然!もちろん喜んで!お付き合いします!ありがとう!ろう!」
「マジか!ありがとう!さき!!」
そして私たちは、私の家へ向かうのでした。
どうでしたでしょうか。
ろうの告白。少し胸キュンでしたか?それとも、古いとも思う方もいらっしゃると思いますが。次話からはさきとろうのデートが始まりまーす!
お楽しみに!さゆきちでした!