お風呂
今回はだいぶハプニング旺盛です1
お楽しみください!
私たちはドアを開けてしまった。
「さ、さき!おまえ、起きてんだったら言えよ!」
幸い(さいわい)ろうの『あれ』は見ていないからよかった。
「あ、ごめん。ろ、ろうこそ入るんだったら言ってよね。」
「あぁ、ごめん。てか、こっちは裸なんですけど?!」
「あぁ!そっか、ごめん!すぐ出る!」
ガラガラガラ、ドン!
「あ、危なかった。ろうったら急に...。」
そのころ、ろうは...。
「み、見られた。さきに見られてしまった。俺の..。裸...。」
私は、やばいと思い布団に直行した。その時、みさきはリビングにいなかった。
みさきは、布団に入ってぐっすりと寝ていた。
「はぁ、みさきには気付かれてなった。よかった。」
私は、小声でそう言って布団の中に入った。
それから、わたしは変な夢を見た。
私はどこだかわからないが暗い場所にいた。そこでずっと歩いていて、一向に光は見えない。
しばらくして、光のようなものが見えてきた。
その先は、ろうの顔があった。
「おい!さき、起きろ!お風呂空いたぞ、入れ!みさきは起こしてるけど起きないんだ。」
ろうはそう小声で言ってきた。
「あぁ、わかった。さきに入るね。」
私は、そう言って布団から起き上がってお風呂に向かった。
ガラガラ。
私は、さっきクロゼットから持ってきたパジャマとタオルをかごに置き、服を脱ぎ、お風呂に入った。
「あぁ、ろうの匂いがする..。」
入った瞬間、ろうの匂いがした。
ろうが入ったお風呂はまだ暖かくて、少しほっとした。
早速シャンプーを頭につけて洗い始めた。
そのころ、ろうは...。
「おれが入った風呂にいまさきがはいっているのか...。こんなのめったにないな..。」
俺は、少し緊張しながらみさきの横に寝ていた。
「あ、今ならさきもいないし、一緒に寝てるわけでもないし...。」
俺は、布団から出てさきの寝ていた布団に横になった。
「..さきのにおいがする。なんかほっとする..この感じは何なんだ。」
しばらくして、私はお風呂から出ていつものように冷蔵庫の中にある牛乳を飲んで布団に向かった。
俺は、しばらくしてさきの足音が聞こえたから急いでみさきのいる布団に戻った。
「はぁ、気持ちかった。ろう、みさきは?」
「あぁ、戻ってきたか。さき、みさきは一向に起きない。」
「あ!そうだった!」
「どうした、さき。」
「みさきって、夜はお風呂に入らないんだった。朝風呂と部活帰りの時のシャワーしか浴びないんだって。」
「そうだったのか、じゃあ起こさないでいいな。」
「うん!そうだね。おやすみ、ろう♫」
「あぁ、おやすみ。」
私たちは、12時ちょうどに眠った。
どうでしたでしょうか。面白いことがこれからいっぱいです。
さて、さきはろうに対する思いがみさきに負けてしまうのでしょうか。
次話もよろしくお願いします。
さゆきちでした。