表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/12

あきのお母さんの誕生日サプライズプレゼント!!

こんにちは!さゆきちです!今回のお話はさきのいとこのあきに関するお話です。では、お楽しみください。

キーンコーンカーンコーン

授業がおわり、下校の時間になった。

「おわったー!」

とことこ...。

学校を出てきてから15分。私は一人で歩いていた。

すると、誰かが向こうから歩いてきた。

「今日の、ご飯はなんだろな~♪」

「...。」

前から、歩いてくる人とすれ違った。

「いっ、今のって...。」

私は、急いで振り返った。

「あ、あき?」

すると、さっきの人が振り返った。

「さ、さき?!」

私は、話し始めた。

「あき、今帰り?」

「うん!さきも?」

「じゃ、一緒に帰ろう。」

「うん。いいよ。」

それから、私とあきは一緒に帰りながら話してたんだ。

あきとは、いとこであきのお父さん(叔父さん)が5年前に亡くなってお母さん(叔母さん)と二人暮らし。

あきは、いろいろと話してくれた。

「そうだったんだ。あきにはそんなことが。」

「うん。だから、いつも一人で帰ってるの。」

「そっか、友達はいなくてもあたしがいるしね!ほら、また会えたらこうやって一緒にまた帰ればいいし。」

「さき...。ありがとう!」

「うん!...そういえばさー」

私はふと思い出したから、あきに言ってみた。

「なに?さき。」

「そういえば、叔母さんの誕生日ってもうすぐだよね?あれ今日だっけ?」

すると、あきはビックリした顔で

「そうだったーーーーー!!!!!」

私は、焦っていった。

「あき!そんな大きい声出したら、バカだと思われるよ!!」

「あ、そうだね。ごめん。」

私はふと考えた。

「ってことは、プレゼントは?」

「つくってない...。」

「...今からでも遅くない。プレゼントつくりしよ!!」

あきは、うん!と私の手を取り、家に連れてってくれた。

時刻はもう午後の五時になった。

「お邪魔しまーす!」

わたしは、あきに家の中へ引きずり込まれた。

「どうぞ!さ、はやくはやく!!」

私は、家の中に入った。

「お、叔母さんは?」

「あ、お母さんならまだ仕事だから帰ってこないよ。」

「そっか、これで作れるね。」

それから、家の中にあるものでプレゼントを作り始めた。

そして、作り始めてから1時間がたった。

「できた!さき!できたよ!!」

「あたしも!叔母さんへのプレゼント、できた!!」

すると、あきが言った。

「ねぇ、さき」。見せ合いっこしよう?」

「いいよ♪せーの!」

私たちは見せ合いっこした。

「なにこれ!!すごい、さきのすごい!」

「でしょ?あきのもすごいよ!」

「あたしね、お母さんがいつも忙しいからメッセージ付きの可愛い着物にしたの。お祭りの日に、一緒に着てくんだ♪」

「あたしのは叔母さんが好きな水玉模様の肩掛けバック。」

「すごーい!きっと、お母さんに似合うよ!」

「うん!そうだね♪てか、あき着物作れるの?!」

「うん!むかし、お母さんにちょっと教わってね。ほら、お母さん昔きもの屋さんやってたじゃない。だから。」

「あー、そっか。だから何だ。すごいな。」

私は、本気で思ってしまった。将来、あきはきもの屋になるかもと。

「さ、さき?どうしたの?なんかあった?」

「う、ううん!何でもないよ!叔母さん、きっと喜ぶね♪」

「うん!きっとね!!」

私たちは、フフッと笑った。


夜八時。

私は、お母さんに電話をして今日は帰れないことを伝えた。

ガチャ!

あきのお母さん(叔母さん)が帰ってきた。

「く、くらい?あきー、ママ帰ってきたわよー。」

シーン...。

「あれ?おかしいわね。いないのかしら...。」

とことこ...。

パーン!!!!!!!

「わあ!何なの?!」

あきは言った。

「せーの!」

『お誕生日おめでとう!!』

私もそれに合わせて言う。

「おめでとうございます!叔母さん!」

「あら!さきちゃん、いらっしゃい!あ!!ありがとう!うれしいわ!!」

(フフッ!やったねあき!)

(うん!ありがとうさき!)


そのあと、私たちは叔母さんにプレゼントをわたし、

「さきちゃん、あきありがとう!一生大事にするわ!」

と言ってもらえた。

すごくうれしくて、私があきの家を出た時には涙が出てた。

どうでしたでしょうか。すこし長くなってしまいましたが、さきの立場になってみたいなと思ってしまうくらいです。ではまた!さゆきちでした。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ