彼の本気は、怖い
ほとんど、書き上げたのに消えてしまい落ち込んでました。
遅くなってすみません。
彼、ライオネル・シャーマインは本当に良く働いている。
きて数日は、文明の機器に驚きながら私の手伝いをしようとして、電子レンジにスリッパをいれたり、炊飯器に洗剤を入れて炊こうとしたり…
そのたびに「ミサト~」と声が上がる為、ひとつひとつ説明をしながら片付けに追われていた…
でも、今は…
「ミサト!ミサト!!見てくれ!!今日テレビでポトフをやってたから作ってみたんだ!!」
「ミサトお帰り♪お風呂わいてるよ」
と、もう主夫っぷりを発揮している。
ついでに私は、仕事があるので次の日の買い物をして帰るという生活をしていた。
私は、ライオネルが作った夕飯に舌鼓を打ちつつまったりとした時間を過ごしていた。
「ねぇ!!ミサト!もう少しはやく帰ってこれないの?」
「え?」
「だって…夜遅くに一人で帰ってくるし、いくら平和だっていったって悪い奴がいない訳じゃない…。俺も何故か魔法が使えないし…心配なんだよ」
「心配してくれるのは、うれしいけど、仕事は勤務で時間が決まっているし、無理だよ」
「だったら、俺が仕事場まで送り迎えするから…。」
この、数日でわかった事ライオネルはすごく心配性であるってこと、砕けた喋りかたになったからか私が甘いのかも知れないが、甘え上手でもあった。でも、仕事の事はしょうがないのだ…諦めてもらうしかない。
「大丈夫だよ。私なんか好んで近づくひといないから!!」
すると、ライオネルはすごく大きなため息をついてボソッと
自覚がないのか…。また、厄介な…。
私には何ていっているのか分からなかったが、考え事をしているみたいなのでお風呂に入って来ようかな…と後ろを向いてあるいていると突然後ろをからの腕を引っ張られ、背中をおおい隠すようにすっぽり抱き締める。
そのまま、耳に唇をあて形を確かめるようになめあげる。
「っ…ちょっと!何を…やめっ」
「あなたが悪い。こんなに美味しそうなのに誰も好まない?そんなわけないでしょう。」
唇をそのままうなじに移動させ…ちゅっ、ちゅ
と音をさせて唇で啄んでいる。
声も低く、腰にくる、身体中がゾクゾクしてくる。
「ひっ…ん…耳に声…おかしくな…る」
すると、ライオネルはニヤリと笑い
「それは…いいこと聞きました。」
「あっ…つ…ふう…」
「ねぇ…ミサトはかわいいよ」
ライオネルは、器用に私の身体を反転させそのままキスしてくる。
「分かってますよね?」
「分かった…っ…分かったから…もう!!」
「だったら…送り迎えしていいですよね♪」
もうそのあとは…凄かった。何がって、何ていっていいかわからないくらいキスされたり、囁かれたりで私の身体ドロドロに溶かす気だった。嫌、マジで
もう、身体耐えれなくなりそのまま私の意識は、沈んでいった。
ライオネルの言葉使いがいろいろで、分かり悪かったですよね。
つまり、ライオネルは普段無邪気だけど、本気を出すと、すごいんだよって話です。