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コカイン

またやってしまった。近藤は夜道にタバコの煙を吐き出しながら思った。何もかも上手くいかないのが現実。どっかで聞いたことのある言葉。まさにそんな人生だ。20年間生きてきた近藤はもう生きる活力など無かった。


部屋に着くと、友達がこの前くれたコカインを取り出した。コカインを細かく刻み万札をまるめ、そこにそれをつめ心地よく鼻から吸い込んだ。


これだ。これが欲しかったんだ。


近藤は快楽に完全に落ちていった。何もかも上手くいくような錯覚。そんな夢のような話が現実となっている。酒なんかじゃ足りなかったコレが手に入った。


気がつくと俺は外にでていた。


そう。そこは夜のイルミネーションが輝く街。カップルが埋めつくしたそれは快楽に押しつぶしてしまっていた。

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