表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/4

近藤正

女に白い目で見られながら男は夜道を歩き、家に向かっていた。夜風にあたった肌は気色悪く青くしなやかだ。歩き方はやけに異常で凡人とはかけ離れたようだ。片手には酒の入ったビンを持ち、もう一方でタバコを指で挟んでいる。タバコを吸い暗闇に煙を吐き出した。スキンヘッドにしている頭は不審者を引きつけない不思議な力さえあった。



近藤正。


正しく育って欲しいとつけられた名前。しかしその親は正が産まれてすぐに死んだ。母は自殺、父は病気で。正は他人に育てられてここまで育った。





評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ