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この作品には 〔ガールズラブ要素〕が含まれています。

純度100%の百合×見せつけられる影の僕

作者: 永進
掲載日:2026/05/06

『百合でヤバい』という噂の2人、

と影みたいな(てか影な)同級生の僕。

ぺらり、とページをめくる。

「実に素晴らしい」

と僕は言いたくなる。でも、我慢する。そこも、影な僕らしい所。


高校の放課後、静かな図書室。

まるで、貸し切りのような。

たくさんの本、1人きりになってしまった世界のよう。

読書が好きな自分としては、気持ちがいい。


「本決まったー?」

「う、うん。レシピ、料理の本」


『ピュアな百合でヤバい』という噂の2人(同級生)がいるのは、ちと不味いが。




「えー? なんでレシピ本? ユカって料理得意だっけ?」

茶髪のギャル、いわゆる陽キャの『サト』さん。

「高校を卒業したら自分で作らないといけなくなるから」

こちらは黒髪で地味め、いわゆる陰キャ側の『ゆか』さん。


なぜ陽キャと陰キャが仲良し?

幼なじみ、らしい。

噂によると。


「そっか。なら、ウチも料理頑張らないと」

「え? なんで」

「だって2人暮らしでしょ? ユカと、ウチ」

「え?」

「嫌?」


陰キャが陽キャにそう言われたら、なあ。


「嫌、じゃないよ。嬉しい、すごく」

顔を赤くしてうつむく陰キャさん。


「百合だもんね、ウチら」

ニコッ、と陽キャさん。


そうか、百合なら仕方ないな。


あーあ、噂は真実かー。


「じゃあ、2人暮らしを想像しようよ」

「2人暮らし?」

「そうだなー。

じゃあ、朝」

「あさ」

「目が覚めて、何する?」

「…アラームを止める」

「止めなくていいよ。ウチが止めるから。一緒の布団に入ってるんだし」

!?

「裸で」

事後!?

「…うん、そうだね」

陰キャさん!?


女子2人が裸で一緒のふと、

考えちゃダメだ考えちゃダメだ考えちゃダメだ。


「ねえ」

いきなり真面目な声、僕は驚く。


「2人暮らし考えてたら、キスしたくなってきちゃった。いい?」

はーい、男が此処にいまーす!


「断れないよ、サトに言われたら」

逃げたいが逃げたら負けな気がする。

/(^o^)\




「「♪」」


すごい百合(ガールズピュアラブ)だ。


あーあ、舌まで入れちゃって。

僕の影は超能力なんじゃないのー?


よし。

帰りに百合の本を買おう。

とびきりエロいやつ。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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