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少年の MY LIFE

とある日、少年を連れてNEW LIFEを観戦しに行こうとする父親がいた。


「父さん、俺観戦しに行きたくないよ...」


(血とか死人がでるかもしれないものを見たくなんかないよ)


「何言ってるんだよライト、あんなにカッコよくて素晴らしいものは他にないぞ!!」

「何より父さんが昔、参加していたこともお前知っているだろ

                 ほら、あれこれ言ってる内に着いたじゃないか」


少年と父は席に座って闘いの始まりを待っている。


「今回のNEW LIFEは知り合いから特等席を貰ったから凄いぞ!」


「まぁ貰ったものを使わないのは申し訳ないから観るけどさ~」


少年と父親が話していると今回の出場者が出てきた。

一人は何回も出場している弓使いで、もう一人は初出場の女の子だ。


「おっ今回は初出場の女の子じゃん。美人さんだしお前と歳も変わらなそうだな。

                      お前も早く母さんみたいないい女を見つけろよ」


「そ、そんなの俺の勝手だろ。

        変なこと言ってないでさ、もう始まるよ」


少年の言葉と同時に開始の合図が出た。


闘いに慣れている弓使いは、開始と同時に距離を取り自然魔法で木々を造り姿をひそめた。

その一方、少女は魔法で作ったように見える剣を構えているだけだった。


弓使い「初出場で緊張しているからかもしんねぇけど俺は手加減しないよ」


少女「........」


弓使い「反応なしかよ、もうやっちまうぜ」


弓使いが木々のあらゆるところから矢を放った。


弓使い「なに......!!」


少女は無言で矢を剣で無駄なく撃ち落としていた。

撃ち落としながら一歩.....一歩と木々に近づいて一言言い放った。


「我が君主、この一撃をもって敵を薙ぎ払え」


美しい声で彼女が言い放つと剣に光のようなものが集まってきた。

光が集まりきって少女が一振り放つと、木々ともに弓使いが吹き飛び気絶していた。


いつのまにか闘いの終わりが告げられていた。


「おい、まじかよ弓使いを一撃で...とんでもねぇのが出てきたな

                              ライト、あれはすげぇな。」


少年は父の言葉が聞こえてないようで無言で会場を見ていた。

(NEW LIFEは嫌いだと思っていたのに何なんだろうこの気持ちは。

                     あの女の子の闘いをみて美しいと同時に僕もって,,,,,)


少年がそう思っていると審判が喋った。

「今回勝利いたしましたのは、かの有名なNEWLIFE育成施設ザ・ロードの第一位 姫野凛選手です。」


少年は審判のその言葉を聞き唐突に思った......

(僕もNEWLIFEに人生を捧げたい、そして何より今の少女と話をしてみたい!!)


少年は、今日この日を境に今までの平凡で普通な生活に灯を灯したのかもしれない。


その選択が吉と出るか凶と出るかはまだ誰もわからない...








今回でライトの運命が大きく変わるかもしれません。

これでプローログ的なものは書き終えたつもりです。

これからの更新はメインストーリーをしっかり描くつもりなので多少は時間かかかるかもしれませんが見ていただけると幸いです。

感想やアドバイス等もよろしくお願いします。

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