Stage12-6 雷鳴VS稲妻
「…バレットさん。」
「二度も俺を倒しておいてそのザマか?情けねぇ。」
面目ない…ただそれしか頭には思い浮かばなかった。
「…バレットさん、手を貸してください。」
「フン、仕方ねぇな。今日の所は休戦にしといてやる。さっさと目覚ませ。」
バレットはアルミの体力を全回復した。
「ありがとうございます。」
「来るぞッ!」
再び神の騎士 サンが現れた。
「一人増えた所で何が出来る。創作部隊の恥さらしがッ!」
神の騎士 サンの攻撃!アスタリスクッ!しかし、攻撃は跳ね返された。サンに1750ダメージ。
「な、何故だ!?」
「良い攻撃だ。だがな、雷鳴は稲妻が落ちた後に来るんだぜ?」
バレットの攻撃!超神速ッ!サンに1025ダメージ。
バレットの攻撃!超防壁ッ!バレットとアルミの目の前に強力なバリアが貼られた。
「…その速さにバリア…まさか神の足 バレット!?」
「俺もそれなりに名を馳せたか。」
アルミの攻撃!サイコキネシスッ!サンの動きを封じた。
「…体が…動かない…。」
「アルミ!とっとと終わらせるぜ!」
「了解!」
バレットの攻撃!疾風斬り!サンに825ダメージ。
アルミの攻撃!全身の力を右足に集中!
「…貴様ら…許さん…許さんぞォッ!」
バレットの攻撃!神速旋風!サンに800ダメージ。
アルミの攻撃!ラストリゾート!サンに2585ダメージ。
「…そんな…この俺が…負けた…。」
神の騎士 サンをやっつけた。
アルミはこれ以上レベルが上がらない。
神の騎士 サンは、太陽のメダルを落とした。
おぞましい姿になっていたサンは元の姿へと戻った。
「バレットさん、ありがとうございます。貴方が来なかったら今頃…。」
「旧友の好って事で許してやるよ。ところでこれからどうするんだ?」
「…一人でも行くしか無いっすよ。」
リズとさーたーが死んでしまった以上、一人で進まざるを得ない。そう判断し、俺は一人歩き出した。
「待ちな。」
バレットさんは、ゆっくりと近付いて来た。
「折角来たんだ、最後まで付き合うぜ。残るはあの火山だけなんだろ?」
「確かにそうっすけど、良いんですか?貴方には随分な仕打ちを…。」
バレットさんは深い溜息を吐いた。
「ガキが気使ってんじゃねえよ。俺はお前と闘って負けた、この代償も自業自得だ。お前が気に病む事なんか何一つねぇんだよ。」
俺は深く頭を下げた。
「…よろしくお願いします。」
こうして俺とバレットさんは、一時的ではあるがパーティを組んだ。最後の闘いへと向かって歩き出した。
次回もお楽しみに!