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重苦しい沈黙が流れる。
ソレを最初に破ったのは第1柱のロフォカレと第2柱のサタナキアだった。
「・・・そうか、勇者召喚に・・・道理で見つからないわけだな・・・」
「アイツら、あの場所でナナシ以外にもそんなことを!!」
眉間にシワを寄せ、静に言うロフォカレと、殺気を剥き出しにして怒るサタナキア。
「・・・アガリアレプト」
「はい」
「その協力者達は知らなかったのですか?」
首を傾げ乍ら問うのは第4柱のフルーレティ。
俺はその問いに首を横に振った。
「『彼ら』には、その話は降りていなかったようです。そもそも二度目の召喚の話そのものが寝耳に水という感じのようでしたね。知っていたのは先の拷問で俺が殺した研究所のトップとその補佐含む三人と、マクスウェルの現国王、後は勇者達を召喚した国王お抱えの魔術師達十三人の全部で十七人です」
「・・・魔王様は何と仰っている?」
次いで口を開いたのは第5柱のサルガタナス。