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アガリアレプトの飼い狼  作者: テープコーン
第3章 悪魔6柱会議
82/139

3-7

 


バディの示した方向を見れば、何時の間にやらナナシを挟むようにしてアベルが寝ていた。



っていうか、ナナシを抱き枕にしている。


道理で起きた時に両腕がスカスカだと思った・・・。


いや、それ以前にベッドから落ちなくて良かった・・・。



「お前には仲が良さそうに見えたのか?」


「違うの?」


「・・・アベルは勝手に加わっただけだ。つーか、俺から抱き枕とるんじゃねぇ!」


「いや、ナナちゃんはお前の抱き枕でも無いよ?」



バティは苦笑しながら俺にツッコミを入れた。



「とりあえず、ソレは良いとして・・・」


「露骨に話逸らすね?まぁいいけど、何?」


「バティはどうしたんだ?アベルみたいに『暇潰し』みたいな理由で俺を起こしに来てたら・・・殴る」


「何ソレ、起こした代償が酷くない?!って、違う違う!そうじゃないよ・・・今日のロアの予定を確認しに来たんだ。午後からの会議以外に何かあったっけ?」


「・・・嗚呼、なんだ・・・いや、午前の予定はなんもない」


「あ、もしかして何もないから寝てたの?」



欠伸をしながらコクンとバティの問いに頷いた。


 

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