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P-8

 


「如何致します?」


「・・・俺も、行かないわけにはいかないだろう・・・少々メンドクサイが、()()()()()()()()()()ぞ。研究者は皆殺し・・・否、やっぱ生け捕りにしろ。生かすか殺すかは実験の内容と魔王様の判断次第とする。実験に関する書類は1つ残らず見つけ出して俺のところに持って来い」


「敵兵はどうしますか?」


「深い追いはしなくていい。()()()()()()()()()()()()()


「畏まりました」



そう言って姿を消したブエルを見送って、大きく溜息を吐く。

そうしてクルリと方向を変えるとそのまま城門に向かった。




******




― 魔王城 城門前 ―



城門に着くと、丁度軽快な羽音と共に1人の悪魔が空から降りたって来た。


悪魔6柱 第2柱、レナルド・サタナキアである。



「あれ?レプト、今から出掛けるの?」


「サタナキアか・・・少々マクスウェルの端に用があってな」


 

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