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アガリアレプトの飼い狼  作者: テープコーン
第2章 アガリアレプト
74/139

2-24

子供の頃、妹が温泉入っている時に

母親の背後で沈んでいた事がありまして。

その時は何事もなかったわけですが

小さい子が溺れる時って、すっげー静かなんだな

と思った記憶があります。←

皆様もご注意下さいねー。


 


そうして自分も洗い終えると湯舟に浸かる。



「ハァ~・・・自分以外の悪魔(ヤツ)が働いている時間にこうやってのんびり風呂に入っている愉悦感・・・最っ高~」



大きく伸びをして、ロアにも同意を得ようと隣を見た。



「ねぇ、そう思うでしょ~?ロ、アあぁああぁぁあああ?!」



瞬間、思わず叫ぶ。


だって、妙に静だと思ったら・・・ロアのいた場所にはブクブクと泡があるだけだった。


つまり、沈んでいるのである。



「馬鹿ぁああああ!!」



慌ててロアを引き上げれば、彼はゲホゲホと咳き込みつつも、自身に何が起こったのか理解出来ていなかった。


頭に『?』が沢山浮かんでいる。



「???」


「ばか!だから溺れるなよ?って云ったじゃんか!!云ったじゃんかぁああ!!」


「・・・ゲホッ・・・おぼれてねぇ、しずんだだけだ・・・」


 

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