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アガリアレプトの飼い狼  作者: テープコーン
第2章 アガリアレプト
68/139

2-18

 


序でに言うなら、大人になった今のロアはその能力を応用し、秘匿されているモノ以外の情報も得られるようになっている。


()()()()()()()()()()()()()()()という強引な解釈で、『秘密を暴く』という能力の制限を解除したとかどうとかって話してたからな。


つまり、ロアが右目で見ていたのは、あの男の基本ステータスから思考に至るまでの情報。

対象に自身の魔力を流して情報を得るアベルの能力に近くなったかもね。


まぁ、秘密以外の情報を読み取る為の能力の制限解除とか、そんな芸当が出来るのは今のアガリアレプト家ではロアだけだろうけど・・・だが、だからこそ余計に自分の目でロアの様子を『確認』するこの作業が必要なのだ。


彼の言葉は(自分の事に関しては)嘘だらけなので、彼の自己申告を信用していないってのもあるんだけど、一番はアベルに頼まれているんだよね。



「はい、ダウト~。ロアの嘘吐き~!」


「・・・は?」


「・・・エルくんやリーちゃんなら兎も角、子供の時からお前の傍に居るアベルや俺を誤魔化せると思うなよ?」



案の定、嘘の申告をしてくるロアに大きな溜息を吐いた。



青い顔してるし、汗凄いし、能力使いすぎてパンクしかけてるね。コレ。


アイツ、そんなに情報持ってたのか?


俺には頭空っぽそうに見えたんだけど?



「・・・くっそ・・・何で分かった?」


 

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