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アガリアレプトの飼い狼  作者: テープコーン
第2章 アガリアレプト
61/139

2-11

 


「というか、バティは何しに来たんだ?」



腕を組み、首を傾げて問うロアにここに来た目的を思い出す。



「嗚呼、そうだった・・・」



詠唱するのが面倒だったので、トントントンっと三回、壁をノックして防音魔術を三重に展開した。



「防音魔術?」


「そう」


「ソレも三重とは・・・」


「いや、この部屋だけじゃないよ。第3柱の間にもアベルの防音魔術が三重にして展開されてる」


「はぁ?」


「しょうがないじゃん。ナナちゃんがこの部屋での音を全部拾ってたんだから」


「・・・は?」



思考停止。


俺が上での出来事をロアに教えてやれば、彼はそんな顔してた。



うん。分かるぞ。その気持ち・・・。


ナナちゃんの嗅覚と聴覚、悪魔の特殊能力とは言え規格外もいいとこだしね。


 

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