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P-6

ブエルの一人称が『下名』なのは

ワザとです。

本来はビジネスメールなどに使う

一人称ですが、まぁ悪魔なので

人間の常識は無視します(笑)

 

 


アベルは文武両道ではあるのだが、今のでお気付きの通り『文』の方は嫌いらしく良くサボる。


故に、魔王補佐が二人も付いている理由が其処にあった。


それでもどうにもならない時に駆り出されるのが幼馴染の俺である。


諜報関係の報告序でに、魔王様に『書類仕事をするように』との説得を言い渡されていたのだ。


アベルは例え自分が嫌な仕事であったとしても、俺が諭せば何故かやる。

理由は不明だが、子供の頃からアイツは俺の言うことはソコソコ聞くんだ。


そのせいで俺を三人目の魔王補佐にという話も上がった程なのだが、俺は全力で拒否し、結果今の状態に落ち着いている。



必要な時に、魔王様と()()()()をするだけで済むようにしたのだ。



「・・・ブエル」


「はい。下名(かめい)なら此処に・・・」



廊下の途中でふと足を止め、柱の陰に居る部下に声を掛ける。



『ブエル』、此方も18精霊の1人。



俺達悪魔6柱の下には沢山の部下達がいるが、その中でも俺達の次に権限を持つ奴が其々3人づつ居り、彼らの事を18精霊と呼んでいた。



「バティは今どこにいる?」


「・・・マクスウェルの端にある例の砦に」


「妙な実験をしているらしいっていうタレコミのあったあそこか・・・ブエルはどう見る?」


 

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