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アガリアレプトの飼い狼  作者: テープコーン
第2章 アガリアレプト
59/139

2-9

 


「ロア~?ちょっと聞いて欲しいことが・・・ん?」



分厚い扉を開け、拷問部屋の中に入りながら彼の名前を呼ぶ。


そして俺は目の前の光景に思わず硬直した。



噎せ返りそうな血のニオイに、赤い水溜まりが沢山出来上がった床、拷問器具が置かれて居た筈の机には、なんていうか・・・そう、()()()()()()()()()()()()()()()が沢山並んでいた。



「・・・バティか?どうした?」



たった今取り出したらしいこれまた()()()()()()()()()()()()()()を手にしたロアが此方を不思議そうに振り返った。



「いや、『どうした?』はコッチのセリフですけど?!なに?ナニコレ?!どうした!?」


「・・・一寸、待て・・・死にそうなコイツを再生させてからな・・・コイツには、まだ死なれたら困る」



平然と瀕死の男を示し、ロアはそう言って手にしたモザイク物体を机に置く。


その後、代わりに青いポーション瓶を手にすると、中身を男の口の中に少量垂らした。



瞬間、彼の身体は緑の光に包まれ、ロアによって付けられた致命傷が綺麗に治る。




・・・ねぇ?


ナナちゃんの傷、ブエルに頼むより、コレで治した方が早くない???


 

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