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この先レプトさんが少々悪魔らしく『お仕事』をします。
R15なのでそこ迄過激な表現はしないつもりでいますが、
「この表現ヤバそう」みたいなのあったら修正するので
教えて頂けると助かります。
また、この章は赤い液体の描写が多めです。
苦手な方はご注意ください。
※この章を飛ばしても読めるようには書く
つもりでいますので、そこは各自の判断にお任せします。
ガチャリと分厚い鉄の扉を開けて、魔王城の地下にへと降りていく。
最下層にある先程と同じ位分厚い扉を開けて、俺は中に入った。
コツリコツリと靴音を響かせながら部屋の壁にはりつけにされている男を見る。
いろいろな器具の置かれているこの部屋は、文字通りの拷問部屋。
目の前にいる男はあの砦にあった研究所の所謂一番偉い位置的な奴で、魔王様の言う通りに選別した後の人選である。
「・・・さて、そろそろ休憩を終えようか・・・」
ズラッと並べた拷問器具の置かれている机に寄りかかり、真っ白な白衣を真っ赤な血で染めた男の顔を覗き込む。
「・・・そろそろ喋る気になったか?まぁ俺としてはお前が喋らなくても別に困らんのだがな・・・」
「・・・ッ」
恐怖や苦痛、その他にもいろいろな感情が混ざり込んだ顔で、男は自身の唇を強く噛む。
彼が俺の問いに口を割らないのではなく、割れない事を知っているが、それでも一応選択肢を与えてやった。
俺が彼に問い掛けた質問は簡単なものだ。
どうやってナナシを作り上げたのか。
ただソレだけの問いである。




