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「ん~、じゃぁさぁ?ロア以外にぃ、俺様とぉ、ブエルとぉ、リオちゃんとぉ、バティとぉ、レナルドとぉ、マルバスにしようかぁ~」
「?・・・大将殿と私も、ですか?」
「うん。何か合った時ぃ、第3柱チーム以外にも登録ある方がぁいいでしょ~?」
常に、この4人が傍に居れるとは限らないしィ?と言う魔王様に、マルバスは成程っと頷いた。
「では、先に此処に居るメンバーの登録を済ませましょう。残りのメンバーは後からでも出来るので、やり方を司令官殿にお伝えしておきますね」
「分かった」
そうしてマルバスの指示のもと、俺、魔王様、リオネル、マルバスと魔力登録を済ませた。
「・・・さて、ではそろそろ本題に入ろうかと思います」
「うん。ナナシのぉ、姿を戻すんだっけぇ?」
「はい。指輪を嵌める為にも、人型にはなって頂きたいので私の能力を使わせて頂きますね?」
「宜しくぅ~」
ひらッと手を振り、GOサインを出す魔王様と黙って頷く俺の許可を確認すると、マルバスは一度目を瞑る。
そうして再び開けた彼の瞳は両方とも赤色に染まっていた。




