表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
アガリアレプトの飼い狼  作者: テープコーン
第1章 狼と名前と調教
40/139

1-25



「『アレ』は無視で大丈夫だ。マルバス、ナナシ…狼擬きの奴の姿を人型に戻してほしい。それと、彼女の魔力を暫く封じたい」


「はい。宰相殿より伺っています。『隷属の枷』で変身魔法を強制的に切りたいとか」


「嗚呼。出来るか?」


「そうですね・・・『隷属の枷』をそのまま流用するのはあまりお勧めしません。一度着けると外したくなった時にかなり大変ですし・・・」


「問題は其処なんだよな・・・」


「ええ。ですが、その代替えとして此方をお持ちしました」



そう言って、彼がポケットから取り出したのは、銀色の幅が広めの指輪だった。



「指輪?」


「はい。この指輪には『隷属の枷』と同じように魔力封じの効果があります。他にも機能はありますが、今は魔力封じ特化型にしてあります」


「マジか・・・」


「ただ、その子の総魔力量を知らないので、封じきれるかどうか分かりませんが・・・」


「まぁ、多少漏れるくらいなら大丈夫だろう。狼姿になれない程度の魔力になれば問題ない」


「分かりました。一応、封印中は外せないようになっていますが、解除用の魔力設定は司令官殿で宜しいですか?」


「嗚呼、それで頼む」



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ