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P-4

 


拗ねたように言う魔王様は、先程彼が述べたように俺の幼馴染である。



人間と違って、俺達魔族は完全実力主義。

上に上がりたきゃ強くなれ的な?


そして、ソレを体現したのが今の魔王、アベル・ルシファー様だった。


来るもの去る者全てをぶっ潰してのし上がった。

普段は今みたいに滅茶苦茶ダラけているが、彼は魔王になれるくらいには強い。



・・・話が逸れた。



先程魔王様の口から出た『バティ』。


俺の直属の部下で18精霊の1人、『ジャン=バティスト・ボティス』と言う舌の噛みそうな名前の奴の事である。


因みに奴も俺達の幼馴染だが・・・今の魔王様の発言を聞いて、後でシメ上げる事にした。



魔王様を呼び捨てにするとは何事か!



「ロぉアぁ~?今バティを締め上げよーとか思ったでしょ~?」


「・・・・・・思ってません」


「ホント~?今結構『間』があったけどぉ~?」


「思って、ません・・・」


「そぉ?まぁいいけどぉ。バティは怒らんといてあげてぇ?俺様がそう言わせてるんだからさァ」


 

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