表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
アガリアレプトの飼い狼  作者: テープコーン
第1章 狼と名前と調教
36/139

1-21

 


しかも、何気に楽しそうなのが余計に腹が立つ。



「いや、『次行くよぉ~?』じゃないです。何してるんですか?遊んでないで仕事をしやがれ下さい」


「あ~、ロア~!さっき振りぃ~」


「さっき振りじゃない!『アベル』、何をしているんだと俺は聞いている」


「ナナシとぉ、いちゃついてる~」


「シバくぞ?仕事しろ」


「えぇ~」


「『えー』じゃない。第一、遊ぶならもっと別の遊びをしろ。今やってる遊び、完全に『イヌ』の『取って来い』だろうが!!」



頭を抱えながら俺がそう言えば、『アベル』はキョトンとした後、本当だぁ~っとケラケラ笑いだす。




コ・イ・ツ・は・・・!!(怒)




「でもぉ、ナナシ楽しそうだったよぉ?」


「ナナシを『人間()に戻せ』と言ったのは、貴男だったと俺は記憶していますが?」


「そうだけどさぁ・・・」



むくれながらそう言う『アベル』。


彼なりに理由があって遊んでいたことは理解しているのだが、それでも言いたい小言は山ほどあるのだ。


 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ