表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/139

P-3

 


ヒラヒラっと手を振って魔王様は二パッと笑った。


そうしてキョロリと周囲を見渡すと首を傾げて問う。



「そー言えば、ベルゼビュートとアスタロトが居ないんだけどぉ?」


「お二人なら今、魔王様が投げ出した書類仕事を代わりに・・・」


「・・・あは☆そうだったぁ~!」



忘れてたよぉ~っと、魔王様はケラケラと笑って言う。


現在執務室で書類に追われているお二方を想い、俺は小さく溜息を吐いた。



「魔王様」


「アベル」


「まお…「ア~ベ~ル~!」」


「・・・アベル様」


「『様』いらなぁ~い」


「いりますよ」


「いらないよぉ?俺様とロアはァ、幼馴染じゃ~ん?」


「そうですが、今の俺は貴男の部下です」


「むぅ・・・バティはまだ、俺様の事『アベル』って呼んでくれるよぉ?」


 

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ