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アガリアレプトの飼い狼  作者: テープコーン
第1章 狼と名前と調教
20/139

1-5

 


「うん。俺様決めたぁ。マクスウェルには()()()()()()()()()()()()~?」



マクスウェル国に向ける俺とサタナキアの殺気に、魔王様は笑顔でそう宣言した。



「「畏まりました」」



ソレに、俺とサタナキアは笑顔を浮かべて承諾する。



後で悪魔6柱会議だな・・・。



「・・・そう言えば・・・魔王様、オレの能力が効かない原因って、一体何だったんですか?」


「嗚呼、アレぇ?アレはァ、さっき言った『心』のせーと、()()()()()()だと思う~」


「え?オレ自身のせい?ですか?」


「そー。レナルドの『支配(ヘルシャフト)』って、『女性』を意のままに支配する能力じゃァん?」


「はい」


「それってぇ、つまり()()()()()()()()()()()()()()って事でしょぉ?」


「・・・えっと、は、い・・・?」


「魔王様?」



コテンと首を傾げる魔王様に、俺とサタナキアも首を傾げて返す。



どういう事だ?


 

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