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P-14

 


「これは・・・」


「合成魔獣かなんかか?」


「イヤ、違うと思うよ?さっきの血のニオイ、その子からしてるし?」


「グルゥウ」



全身の毛を逆立てて唸るソレは首輪と足枷が付けられて居り、壁に向かって伸びる鎖で繋がれていた。


一通り部屋と狼?を観察し、俺は何故かその子が『彼女』であると確信を持つ。



「・・・魔力が放出されてるな・・・多分、この姿は変身能力によるものだろう。サタナキア、()()()()()だ」


「へ?オレ?」


「『彼女』の『変身』を解いて欲しい」


「『彼女』?アレ、女なの???」



動揺するサタナキアに、そうだと頷き『彼女』の方に彼を押し出した。



「・・・1度目の勇者召喚の時、呼ばれたのは『女』だった」


「そう言えば彼女、召喚されたっきり表には出てなかったような・・・?」



俺がそうサタナキアに告げれば、バティが『そう言えば・・・』と彼女の情報を付けたし、ハッとする。


ソレを聞いて、サタナキアも俺の言わんとする事を理解したようだ。



彼から殺気が漏れた。


 

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