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アガリアレプトの飼い狼  作者: テープコーン
第5章 二人の勇者の探し者
130/139

5-9

 


「月・・・だから待てと言ったのに・・・」



呆れたように言う十夜。



「ぐぅ・・・だってコイツは!・・・トーヤは一体どっちの味方なんだよ?!」


「今のところ7対3で悪魔側だな・・・お前だって感じただろう?あの国の胡散臭さは」


「ちーがーうー!!お前はソイツと俺、どっちの味方かって聞いてんのっ!!」


「・・・それ、今重要か?」


「俺の今後に関わるくらいな!!」



ガルゥと唸りながら十夜に噛みつけば、彼はヤレヤレと大きな溜息を吐いた後、俺の頭を撫でて言った。



「俺はお前と星花の味方だよ。何時も言ってるだろう?」


「・・・当然だ」


「はいはい。コレで満足したか?」


「した」


「じゃぁ、俺の話しが終わるまで大人しく出来るな?」


「分かった・・・トーヤの話しの後で、星ちゃんをあんなにした奴をボコる!!」



実際、ちゃんと聞きたいセリフを聞けて満足したので、コクンと頷きながら了承した。


 

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