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アガリアレプトの飼い狼  作者: テープコーン
第5章 二人の勇者の探し者
129/139

5-8

 


苦笑しながら告げる悪魔にそう返し、剣を引くと同時に無詠唱でファイヤーボールを何個かくれてやった。



「無詠唱で出すか・・・中々やるな?流石『勇者』の称号を持つだけの事はある。まさかこの短期間でここまで扱えるとは流石の俺も予想外だ」



そうポツリと呟きながらも、奴は妹(仮)に当たらないようにだろう、全てのファイヤーボールをパチンと一度指を鳴らすだけで消し去り、ついでに俺達の護衛(結局出来てないクソ共だった)をしていた騎士達も消えた・・・。



は?なんだ今の?!



「少し落ち着け。俺はお前らに危害を加えに来たわけじゃ無い」


「どの口が!お前!!たった今騎士達を消しただろう?!」


「お前達との話し合いの邪魔だから近くの街に転移させただけだ。殺してない」


「誰が悪魔の言う事なんか!!」


「俺達悪魔や魔族を目の敵にしてる国は、今お前らがいる国だけだぞ」



淡々と言い放つ悪魔。


俺の攻撃は全てが効いておらず、奴は無傷だった。


オマケに妹の首に付いている首輪っぽい何かに触れながらマクスウェル国以外の国は魔族も出入りが自由で仲良く貿易もしているとか何とか言い始めたし。



は???そんなわけ無くね?!


だったらなんで俺達はこの世界に呼ばれた?!


魔王を倒す為だろう??


その為の『勇者』称号じゃねぇの?!


 

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