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アガリアレプトの飼い狼  作者: テープコーン
第5章 二人の勇者の探し者
124/139

5-3

 


「・・・それで?コレからどうするよ?」


「・・・正直どうしていいのか全くわからん。まさか30過ぎてこんな小説やアニメみたいな出来事に遭遇するとか思わんだろう?」


「トラ転じゃないだけマシじゃね?俺、痛いのイヤだわ~」


「いや、大型トラックにそんなスキルは無い・・・と、思う。多分。それよりも、問題は星花の事だ」


「そうだな・・・全く、何処に行っちまったんかねぇ?あのぽやほわ娘は」


「いや、今何処かに居るのは俺達の方だが・・・」


「そういやァそうか・・・つーか、最初に召喚されて悪魔に攫われたっつー勇者が星ちゃんだったりしてな?」


「・・・真面目な話、ありえそうで怖いな。あれだけ探して見つからなかった上に、俺達の今のこの状況。説得力なら十分にあるだろうさ・・・」



そう言って十夜は大きな溜息を吐く。



実は俺的には冗談で言ったつもりだったのだが・・・


彼の言う通り、説得力のありすぎる結論で頭痛がした。



「・・・一先ず、ここを拠点に情報を集めるのが先だな。星花がこの世界に居るのか居ないのか、結論を出すにしてもまずは其処からだろう」


「・・・トーヤさ?」


「なに?」


「お前、実は一寸異世界転移を楽しんでんだろ?」


 

 

長男 矢附やづき 十夜とおや 31歳

次男 矢附やづき 月人つきひと 23歳

長女 矢附やづき 星花ほしか 18歳


の三兄妹です。

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