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アガリアレプトの飼い狼  作者: テープコーン
第5章 二人の勇者の探し者
123/139

5-2

 


で、この国の王様?とか言う奴のトコに連れていかれ、色々と説明を聞いた。


小難しい事を長々と言っていたが、簡単に言うと俺達は異世界に召喚されたらしい。

称号は『勇者』、身体能力は普通の人間を超越し、魔法なんかも使えるらしい。



いや、アニメか!!ラノベか!!な●う小説か!!と、心で1人、ツッコミを入れた。



そんでもって、一番の本題がこの国は魔族に色々とされているので助けて欲しいと言う事。

因みに一度目に召喚された勇者は、魔王直属の悪魔に攫われてそれ以降の情報が無いらしい。



「うさんくせぇ・・・」


「・・・黙ってろ。月人」



十夜以外に聞こえないように小声で言った俺の言葉に即座に反応し、彼は俺に黙ってろと小さく告げる。


誰がどう聞いても胡散臭い内容なのだが、どうやら十夜には何か考えがあるらしい。


仕事で培ったらしい話術で巧みに誘導し、一先ず勇者としての責務を果たすかは保留にし、この世界で生きていくための術を教えてもらえるように交渉していた。



流石十夜・・・。



そうして宛がわれた王城の一室で、俺達は漸く一息ついた。


元々部屋は二つ用意してくれる予定で居たらしいのだが、十夜が断った。



まぁ、バラバラになると色々と不都合が生じるしな。


 

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