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アガリアレプトの飼い狼  作者: テープコーン
第4章 能力制御の訓練
113/139

4-11

 


魔王様が「ベルの話聞いてると長いから早く行きなぁ」と念話をくれたので、その言葉に俺は甘えたのだ。


因みに、俺達が去った後の魔王様とベルゼビュート様は・・・



「ふむ・・・何時の間にか、リアくん達に逃げられました・・・」


「俺様が逃がしたんだから当たり前」


「成程。どうやら私もお遊びが過ぎたようで?」


「・・・分かってるなら、もういい。だが、二度目は無い。覚えておけ、ベルゼビュート。ロアとナナシは俺様のだ。お前にはやらない・・・」


「ふふっ、そうですね。肝に銘じます。流石に私も魔王様のモノに手を出す趣味はありませんから」



不敵な笑みで威圧する魔王様に、「死にたくないですしね!」と笑顔で答えたそうな。


さて、場面を俺達に戻そう。


訓練場から転移した先は第1柱の間の扉の前である。

ナナシが勝手にどこかに行かないように、手は繋いだまま扉をノックした。



「はーい。今出ます―」



そう言ってバタバタと此方に来る足音が聞こえた。


声からして、中に居たのはエリク・アガレス・・・第1柱所属の18精霊の1人である。

逃亡者を戻って来させる事の出来る能力を持つ悪魔だ。


 

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