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アガリアレプトの飼い狼  作者: テープコーン
第4章 能力制御の訓練
110/139

4-8

 


そう言って、ベルゼビュート様は視線だけをナナシに向けた。



「そうですよ。ただ、『()()()』ではなく、『()()』(予定)です」


「ほうほう。随分と可愛らしいお嬢さんですね・・・私が貰っても?」



コテンと首を傾げて問う彼に、ナナシは何かを感じ取ったらしく俺の背に隠れる。



「駄目です。ベルゼビュート様、俺の話聞いてました?彼女は『()()』部下です」


「聞いてますよ。だから『貰っても?』って、アガリアレプトに聞いたんじゃないですか」


「・・・それで俺が『はい、良いですよ』って答えるとでも思ったんですか?」


「いや、勢いでOKくれないかな?とは思いました」



誰がやるか!阿保か!!



「『誰がやるか!』って顔してますね」


「当然です。彼女は俺が連れてきたんですから」


「アガリアレプトって、意外と面倒見が良いですよね・・・」


「・・・魔王様と育てば誰でもそうなります・・・」


「そう言えば、アガリアレプトって言いにくな・・・短くしても?」



いや、急に何の話だよ?!


 

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