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P-11

 


― マクスウェル国 『カナメの砦』 ―



「で?レナちゃんを拉致ってきたの?」


「そうだ」



コテンと首を傾げて問うバティに、俺はコクンと頷く。


砦から少し離れた場所で俺の部下…ジャン=バティスト・ボティス、リオネル・グソイン、ブエルの三名と合流した俺は、何故サタナキアを連れているのかという話を本人共々聞かせた所だ。



「いや、『そうだ』じゃねーんだよ。シバくぞ?レプト。オレにへの説明は、普通此処に連れてくる前にするべきじゃね?!」


「・・・同じ説明を2度もするのは手間だろう?」


「おまっ!!」



尻尾を立てて怒るサタナキアに、報酬の話を持ち出す事にした。


まぁ、最初からお礼はするつもりで居たが、此処で話しておかないと今にも帰りそうな気がしたからな。



「オレは帰…「手伝ってくれたら『アレ』をくれてやろう」」



やはり『帰る!』と言いかけたサタナキアの言葉に被せるようにそう言えば、彼はピタリと動きを止めた。


 

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