表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
アガリアレプトの飼い狼  作者: テープコーン
第4章 能力制御の訓練
109/139

4-7

 


転移の魔法陣が展開され、魔王補佐αのエタン・ベルゼビュート様が現れた。



「こんにちは。アガリアレプト」



ニッコリと万人受けしそうな笑顔を浮かべて俺に挨拶をしてきた。



が、俺は知っている。


この人は見た目通りの優しい悪魔(ヤツ)では無い事を・・・。



いや、悪魔に優しいもクソも無いのだが、この悪魔(ヒト)は何と言うか・・・そう、言葉が悪いのである。



「お疲れ様です。ベルゼビュート様、どうされました?もしや、また魔王様が何か?」



少し警戒気味にそう尋ねれば、彼は笑顔を崩さずに言った。



「いえ、魔王様は現在、クロードに見張られながらちゃんと執務をこなしていますよ?私はアガリアレプトが飼い(イヌ)の躾けをしていると聞いたので少々見学に・・・」


「・・・飼い狼に、躾けって・・・残念ながら今日は中止ですよ。少し必要なものが出来たのでコレからマルバスの元へ行くところです」



彼の発言から分かる通り、関わると厄介なことになりそうなので早々にこの場を立ち去る旨を告げる。



「そうなんですか?それは残念です・・・それで、彼女が君の飼い狼ですか?」


 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ